アンガーマネジメントを学んで
アンガーマネジメントを学んで一年が経とうとしている。この一年は変化の大きい一年だった。
・怒りにとらわれず、冷静な判断ができるようになった。
・生徒を怒鳴らなくなった(一回だけ、文化祭の忙しい時期に怒鳴ってしまった…反省)
・講習会に参加するようになった。(自分を冷静に見ることで、さらに多くのことを学びたくなった)
・今のことに感謝できるようになった(食事や睡眠、仕事があることや病気もなく過ごせること、貯金があることなど、あたりまえのことに)
・タッピングに習熟したくなった(簡単だけど効果があるから)
何より、自分の今までを許せるようになったことが大きい気がする。
恋愛について。
自分の行動を振り返ると、恋愛が自分の心のよりどころのようになっていたことがあった。女性に振り向いてもらい、美人と付き合えたりすることが至上の価値だと思っていた。それは自分の劣等感を見なくて済むからだった。
最近ようやく気づいたのが、自分の価値を常に決めていたのは他人だったということ。
親だったり、友達だったり。だから事あるごとに、何かを成し遂げるたびに、様々な人に報告していたんだと思う。高校に受かったり、そこで望まない部活に入ったり、空手をしたり、教員採用試験に受かったりしたこと。それらは完全に他人の価値観=自分だった。それを満たすためにモノを買ったり、結婚をしたりした。今思えば、それらすべての出来事を通して、「今の自分は違うんだ、将来なりたい自分になるための途中だ」と-自分へメッセージを送っていたのだと思う。
今の自分は自分の味方だ。怒りの正体は、自分のままでいてはならないと断じた自分への怒りだったのだと思う。
これから自分は世界と融和できると思う。今の自分のままで。これを教えてくれたアンガーマネジメントには、感謝しきれない。
QUAD 12L2について
断捨離をすすめて、どうしても捨てられないものがオーディオだ。とっかえひっかえしているが、どうにもこれだけは思いきれない。今使っているスピーカーはQUADの12L2だ。マイブームはアンプの内部配線の交換。明日新しいアンプが届くので、どんなもんか楽しみだ。
オーディオ
最近色々あってブログもご無沙汰でした。
最近一人の自分を表現すれば、「空」かな。
一つのことに執着できなくなってきているのが自分でもわかる。優秀に見られたいとか、この人になんとかわかってもらいたいとか、称賛を得たいとか・・・
家族に対してもそうで、「イライラするのは相手の課題、それ以上は踏み込まない」という「課題の分離」ができてきたら、不思議とイライラしたりすることもなくなってきている。アンガーマネジメントのラスボスは家族なのかもしれない(笑)
話は変わって、最近オーディオに再びはまっている。
真空管プリアンプ、little dot MK2を手に入れてからだ。これをオークションで落札したCI AUDIOのD100で聞いているのだけど、歪みといい音量調整といい音の味といいなかなかいい。ずっと聞いていたい。
ちなみにスピーカーはDALIのHELLICON400MK2で聞いている。
こノlittle DOT MK2の内部配線を今日ベルデンに変えたら明瞭さ、音の解像度、S/N比、ともに大幅UP!やってみるもんだと思ったw
交換前
交換
後
職員室の断捨離について2
今日は
嬉しいことが結構起こっている。というより、職員室の片づけや断捨離を始めてから、
「これって嬉しいよね」とか「これって幸せだよね」と思うことに気付き始めた。
職員室にあるモノを徹底的に処分し始めたからだと思う。その分自分の意識のリソースが分配され始めた・・・と勝手に分析。さすがに以前もここまでではなかったが(笑)
でもありがちな机だと思う。教員の多忙化の一つに「やるべきこと」「やらなければならないこと」「やりたいこと」の区別がついていないことも一因かと思う。
しかし・・・職員室はすごい机のオンパレード・・・でも当の本人には何がどこにあるかわかっているらしいのがさらにすごい。。。
でも自分のスタイルではもう雑多な机には戻れない。
・・・他の教員のそのスタイルも受け入れられるには、今の自分が満足しているのが必要だ。
生徒と仲が良い、教員同士も話せるし、何より自分が必要とされている感がある。
アドラーの言っていたことが、ちょっとだけわかった気がした。
断捨離の効果??
先日
自分の担任しているクラスが、クラスマッチに優勝してしまった(笑)
しまった、というのは完全に優勝なんて考えていなかったからだ。
9クラス中、5位くらいになれればいいかな、と思っていて、「ケガだけするな」
としか言っていない。そうしたらあれよあれよというまに各種目で二位以内をキープし、総合点で優勝してしまった。
思い当るのは断捨離の効果。教室の中の不要な掲示物や掃除を徹底し、きれいな状態をキープしていた。
本当にそれだけだ。しかも良いことが起きるようにとか全く思っていず、そうすることが気持ち良いだけという理由でやっていた。…個々の生徒のポテンシャルは全く他のクラスに及ばないどころか下級生にも負けると踏んでいた。
それでも
生徒個人ががんばり、みごとにチームプレイで成し遂げた。
これは久しぶりに感動した。そして今までの掃除の習慣に少しだけ確信を得た。
断捨離は、奥が深いかもしれない。
↓ご褒美シュークリーム
掃除って
掃除について
掃除は大事だなーと思う。以前の自分は結構「きれい好き」ではあったんだけれど、モノが多いことには掃除が行き届かない。今は部屋の状態がたぶん人生で一番モノがないから、非常に掃除しやすい。モノって何だったんだろう・・・とふと考えてしまうレベル。
昨日もごみ処理センターに衣装ケースやその他もろもろを持ち込んだ。
「一年以内に使ったものは残す」という基準だ。
そもそも
そんなにモノが必要だったか??・・・以前の自分は必要だった、んだと思う。離婚の不安、仕事のイライラ、人間関係・・・それを癒すために必要だった。
でもモノを得ても解消されなかった、自分の不安も。自分で自分を受け入れられなかったから。そんな時はどうすればよいかはこの5年で学んだ。
掃除は自分の生き方を清めること
掃除をするのは自分の生き方をきれいにすることだ。
今までの自分を振り返り、清めること。遺体を拭く湯灌の儀式のようだ。
それが自分を受け入れることだと感じる。