アンガーマネジメント
断捨離を進めていると、たぶん絶対家族や身近な人との関係にぶち当たる。
今日も軽く家族との小競り合いになった・・・普段の生活に感謝はしているが、これ以上いい争うのもと思って引いた。
以前の自分なら絶対引かず言い争っていたと思う。
それを怒ることで自分にメリットがあるか?
それを怒ることで相手を変えられるか?
怒りを適切にどう表現するか?
これらを考えたときに、ここで言い争うのが自分の人生にプラスになるとは考えられず、引いた。今もイライラはしていない。
家族との関係
育つ過程で、親との関係を少し考えてみる。
自分はいわゆる「手のかからない子」で、本を読んでいれば満足だった子供だが、今思えばそれはそう親に規定されていたのかなと思う。
「本読んでれば満足だもんね」
「こんなおもちゃ欲しくないよね」
そう言われれば、親の愛を失いたくないため「はい」と答えるしかなくなるだろう。
かくして抑圧された「自分」ははけぐちを求めた。それを押さえつけるので受験はいっぱいいっぱいだった。よくノイローゼにならなかったと思う。
受験の失敗を踏まえて少しずつ矯正され始めた「自分」。
イライラしながら普通の生活に八つ当たりしていた。
抵抗できない相手を見つけてはいびることで自分を満たしていた。
そりゃうまくいかんわ。
気づいたのはほんとに離婚を通じてだった。「このままではだめだ」と。
おかげで相手の様々が見えるようになった。
学校でも家庭でも。
世間とは、会社ではない、家庭であるというのが自分の持論だ。