職員室の机の整理
職員室の机はモノが多い。
職員室はごちゃごちゃと、色々なものがあふれている。中には紙ベースで残さなければならないものもあるが、本来どの程度で大丈夫なのか、授業できるのかできないのか、それが自分の中で明確になっていない。
断捨離を通じて教員としての自分を知る
以前の自分は教員として何を望んでいるのか全く分からなかった。のべつまくなしに尊敬され、称えられたかった。それは非現実的な期待を自分にかけていたから・・・学生時代に解決できなかった挫折感を解消したくて、無条件で愛してくれる関係を色々なところに求めた。もちろんそれは満たされず、不満を募らせるばかりだった。
モノがあると安心した。それは職員室の机の上も同様に、プリント、わけのわからない指導書、文房具、生徒からの贈り物・・・ひとつひとつのモノに助けられているはずだったが、実際は縛られていた。必要な仕事は後回しに、どうでもいい仕事ばかりやっていた。
今、モノを減らすことで確実に自分の意識は変わっていっている。仕事もすぐにやるようになったし、アイディアも出てきた。何より必要なものにフォーカスできるようになった。
見えてきたのは「教員として大事だと思う価値観」だ。
1掃除、整理整頓をする(机の上にモノを極力置かない、ゴミはすぐ捨てる、机の中は今必要なものだけにする。掃除は人の2倍、3倍やる→掃除を一生懸命すると運命が変わる)
2感情のコントロールを学ぶ(特に怒り・・・自分の「物事は~べき」に気付く)
3自分のこだわりが大したことないのに気付く(こだわり=執着)
4目の前にあるものに感謝する(目の前のものは実は限りない奇跡のたまもの)
出会った縁に感謝する
意味もなく出会ったものなど無いのだろう、何か気付かされるものがあって今の出来事がある。執着せず暮らすのが目標だ。