断捨離・ミニマリズム・アンガーマネジメント

離婚を機に断捨離してます。

自分の認知しなおし

 人を悩ませるのは遠くの戦争ではなく

この本を事あるごとに読み返している。自分が昔悩んでいた根本の原因は結局家族に褒められ、愛されない自分を事あるごとに感じていて、その承認を求め間違えた方向、他人に優越するための努力を し続けて袋小路に入ってしまっていた。

・女性を愛せない・・・体だけを求める関係しか築けない

・他人に少し注意をされるとこの世の終わりのように傷つく

・自分を少しでも良く見せようと必死

・常に価値のある自分を感じていたくて、目に見える賞やお金を求める

これらは自分の姿勢、意識が招いた現実だった。それは代替できないものを得ようとした結果だった。それは、その姿勢では本当に欲しいものは得られない、そう覚悟するところから出発するのが自分のスタートだ。

家族は無上の薬でもあるし、最悪の毒にもなりえる

教員という仕事をやっていると、様々な家族の形態に遭遇する。もちろん俗に言うDV、毒親、ネグレクト、汚部屋・・・一通りカタログのように関わってきた。

ひるがえって自分はどうだったんだろう。父親は少し機嫌が悪くなるとすぐに暴言をはく(暴力はない)母親と常に(本人らは冗談というが)言い争う。子どもに当たる事はないのが救いだったが、「自分がもっと○○すれば家族もうまくいくのではないか」という気持ちを醸成するには十分な環境で、専門用語で言うと自分は家族の中で「ヒーロー」の役割だったかと思う。上の「ゆがみちゃん」の本は自分の役割を意識化するうえで非常に役立った。

自分はそれでも親を責めない

それでも自分は親を原因にしたり、責める気はない。ただ許したり感謝する気もあまりない。「それはそういうもの」として事実に意味付けするよりも、「自分はそういう人間にも関わらず、幸せになる権利がある」と認知しなおしたほうが自分には向いているからだ。自分の選択に自信を持てるようになったのが最近だが、断捨離・アンガーマネジメントを通じて自分自身を認知しなおせるように毎日を生きていこうと思う。