やる気搾取の世界より
(前回よりの続き)
やる気搾取の世界に、それでも生徒の進路にけじめをつけ、教員採用試験の勉強を始めた。モチベーションは「二度とあの世界に戻りたくない」
自分のことしか考えていなかった、生徒のためにとかそんな気持ちはみじんもなかった。
教員になってから
なんとか教員になり、いわゆる「問題校」に赴任した。「この自分はもっとましな対応をされてしかるべきだ」「自分はもっと優秀で、こんな問題校にふさわしくない」
そんな気持ちで働いていた。当然うまくいくわけもなく、大切にされないまま、癒しを求めて出会い系にはまった
(続く)