2016年を振り返り①
ミニマリズムとモノ好きの両立
自分はオーディオが趣味で、衝動的にオークションなどで機器を買ってしまう。
それでもここ最近その傾向が変化してきた。
以前の自分は
・欲しいものがあると何も手につかなくなってしまう
・それを手に入れられないと「不完全な自分」な気がしてしまう
・モノ=自分ではない・・・
・そのモノを得れば、今とは違う自分になれると(端的に言うと幸せになれると)
思い込んでいた
・そのモノを得れば、自分自身が変化できると、不安がなくなると思い込んでいた
ここまで。はっきり言うと、以前の自分は不安に向き合う強さ、したたかさ、芯の強さがなかったと思う。常に足りないものに目がいき、心底焦っていた。
モノ=自分だった。
新婚当初はその傾向が特に強く、amazonや、オークションでモノを買いあさっていた。
最近、衝撃を受けた格言がこれだ。そのときの自分に贈りたい。
「お前の仕事はお前じゃない。
お前の銀行残高はお前じゃない。
お前が乗り回す車はお前じゃない。
お前の財布の中身も、そのくそったれなブランドも、お前とはいっさい関係がない。」作家のチャック・バラニュークの言葉だ。
この言葉を本当に理解すれば、本当にほしかったものにたどり着ける気がする。
ちなみに今の自分は
・一つ買ったら一つ以上手放すようになった
・買う前に吟味するようになった
・モノと自分は違う存在なんだと信じられるようになった
・劇的にモノが減った
・モノがなくても満ち足りる時間が多くなった
・行動が素早くなった
・日々の何気ない出来事に感謝できるようになった
そんな自分に感謝したい。
本当に大事なのはモノを片付けるとかそんなことじゃなく
モノはやはり今でも好きで、オークションでウィンドウショッピングをしたりするのは今でも好きだ。でも、だからこそモノに妥協はしたくない。これはオークションでようやく手に入れたDAC X12と自作のアンプだ。
今の自分はこれを大事だと思うし、どれだけいろいろ手放しても、やはりこの機器は手放せないと思う。今はそれでよい。今の自分を大事にしたい。
それでも自分よ、執着はしないでほしいと伝えたい。
これが必要なくなる気がしたら、そのときはきちんと手放してほしい。
モノは自分じゃないんだから、手放すときはきっと来る。
その時は、変化できるチャンスだと思う。
アンガーマネジメントを学んで
アンガーマネジメントを学んで一年が経とうとしている。この一年は変化の大きい一年だった。
・怒りにとらわれず、冷静な判断ができるようになった。
・生徒を怒鳴らなくなった(一回だけ、文化祭の忙しい時期に怒鳴ってしまった…反省)
・講習会に参加するようになった。(自分を冷静に見ることで、さらに多くのことを学びたくなった)
・今のことに感謝できるようになった(食事や睡眠、仕事があることや病気もなく過ごせること、貯金があることなど、あたりまえのことに)
・タッピングに習熟したくなった(簡単だけど効果があるから)
何より、自分の今までを許せるようになったことが大きい気がする。
恋愛について。
自分の行動を振り返ると、恋愛が自分の心のよりどころのようになっていたことがあった。女性に振り向いてもらい、美人と付き合えたりすることが至上の価値だと思っていた。それは自分の劣等感を見なくて済むからだった。
最近ようやく気づいたのが、自分の価値を常に決めていたのは他人だったということ。
親だったり、友達だったり。だから事あるごとに、何かを成し遂げるたびに、様々な人に報告していたんだと思う。高校に受かったり、そこで望まない部活に入ったり、空手をしたり、教員採用試験に受かったりしたこと。それらは完全に他人の価値観=自分だった。それを満たすためにモノを買ったり、結婚をしたりした。今思えば、それらすべての出来事を通して、「今の自分は違うんだ、将来なりたい自分になるための途中だ」と-自分へメッセージを送っていたのだと思う。
今の自分は自分の味方だ。怒りの正体は、自分のままでいてはならないと断じた自分への怒りだったのだと思う。
これから自分は世界と融和できると思う。今の自分のままで。これを教えてくれたアンガーマネジメントには、感謝しきれない。
QUAD 12L2について
断捨離をすすめて、どうしても捨てられないものがオーディオだ。とっかえひっかえしているが、どうにもこれだけは思いきれない。今使っているスピーカーはQUADの12L2だ。マイブームはアンプの内部配線の交換。明日新しいアンプが届くので、どんなもんか楽しみだ。
オーディオ
最近色々あってブログもご無沙汰でした。
最近一人の自分を表現すれば、「空」かな。
一つのことに執着できなくなってきているのが自分でもわかる。優秀に見られたいとか、この人になんとかわかってもらいたいとか、称賛を得たいとか・・・
家族に対してもそうで、「イライラするのは相手の課題、それ以上は踏み込まない」という「課題の分離」ができてきたら、不思議とイライラしたりすることもなくなってきている。アンガーマネジメントのラスボスは家族なのかもしれない(笑)
話は変わって、最近オーディオに再びはまっている。
真空管プリアンプ、little dot MK2を手に入れてからだ。これをオークションで落札したCI AUDIOのD100で聞いているのだけど、歪みといい音量調整といい音の味といいなかなかいい。ずっと聞いていたい。
ちなみにスピーカーはDALIのHELLICON400MK2で聞いている。
こノlittle DOT MK2の内部配線を今日ベルデンに変えたら明瞭さ、音の解像度、S/N比、ともに大幅UP!やってみるもんだと思ったw
交換前
交換
後
職員室の断捨離について2
今日は
嬉しいことが結構起こっている。というより、職員室の片づけや断捨離を始めてから、
「これって嬉しいよね」とか「これって幸せだよね」と思うことに気付き始めた。
職員室にあるモノを徹底的に処分し始めたからだと思う。その分自分の意識のリソースが分配され始めた・・・と勝手に分析。さすがに以前もここまでではなかったが(笑)
でもありがちな机だと思う。教員の多忙化の一つに「やるべきこと」「やらなければならないこと」「やりたいこと」の区別がついていないことも一因かと思う。
しかし・・・職員室はすごい机のオンパレード・・・でも当の本人には何がどこにあるかわかっているらしいのがさらにすごい。。。
でも自分のスタイルではもう雑多な机には戻れない。
・・・他の教員のそのスタイルも受け入れられるには、今の自分が満足しているのが必要だ。
生徒と仲が良い、教員同士も話せるし、何より自分が必要とされている感がある。
アドラーの言っていたことが、ちょっとだけわかった気がした。