アンガーマネジメント高校編
高校でアンガーマネジメントを実践するにあたり、様々気が付いたことがある。
高校に特有なものだ。
「アンガーマネジメント的に考えよう」高校編①
アンガーマネジメントとは「怒りをコントロールする技術」その根幹にかかるところに「自分の認知、○○べき」に気付く、というのがある。
人は皆、「○○べき」という価値観がある。「時間通りに来るべき」「マナーは守るべき」などだ。これが侵されると怒りを感じることになる。
「怒り」のマネジメント術 できる人ほどイライラしない (朝日新書)
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この「べき」には3つの境界線がある。「自分と同じ価値観」「自分とは少し違うが許容できる価値観」「全く許容できない価値観」だ。 この境界線をはっきりさせることが、自分の怒りをコントロールする第一歩になる。
境界線を超えたら何があっても怒る、境界線を越えない場合は何があっても怒らない。これをはっきりさせるのが信頼につながる。
とりもなおさず高校では。「課題は期日通りに持ってくるべき」「授業中は静かにするべき」など、教員ほど「べき」の多い人種もそうそういないと思う。
では「課題はいつ持ってくるのが期日通りなのか、放課後なのか、朝なのか」
「静かにとは私語か、説明最中のおしゃべりなのか」など、その中でも色々な「境界線」がある。それをはっきりさせ、生徒に示すのが指導が通る秘訣かもと思う。
以下続く。